行列のグルメスポット5選
東京は多くのグルメスポットがあり、行列ができる店も多くあります。その中でも多くのグルメスポットの紹介されているグルメスポット5つを選びました。どれも、東京の古くからの人気のグルメスポットです
東京の海の幸
東京は、多摩川・荒川水系から沖ノ鳥島に至る広大な海域で営まれており、伊豆諸島、小笠原諸島周辺の海域を漁場とする島しょ漁業と東京湾を漁場とする内湾漁業、そして、多摩川、江戸川を主な漁場とする内水面漁業の3つの漁業があり、幅広い漁業を手がけています。
この三つの中でも中心的な漁業は島しょ漁業です。島しょ海域は、複雑な海底地形や黒潮の影響を受ける日本でも有数の好漁場のため、イセエビやテングサなどの磯もの、カジキ、カツオ、キンメダイ、などの多くの魚が獲れます。
このように東京は海産物に恵まれた土地で海鮮のグルメスポットも多く存在します。
この海鮮のお店でとくに有名で行列ができるグルメスポットをご紹介いたします。
日本橋海鮮丼つじ半
参照:六本木一丁目 つじ半 – 行列を回避できるアークヒルズ店で海鮮丼!
日本橋駅、東京駅からもほど近い「つじ半」は、メニューが「ぜいたく丼」のみで、お昼時や休日ともなれば行列を作る大人気店です。そして、食べ方にこだわりがあり、絶品海鮮丼が味わえるお店です。
メニューは「ぜいたく丼」のみでそのなかでも順番に「梅」「竹」「松」と段階があり、最上級は「特上」と、グレードが分かれています。価格が上がるにつれ、イクラが増量になったり、蟹がトッピングされたりと、より豪華になります。
丼ぶりの付け合わせには「ゴマだれを絡めた鯛だし」と「黄身醤油」の二点があります。
最初は黄身醤油をわさびで溶いて丼ぶりにかけて、食べます。鯛を二切れ残して、最後にご飯とごまだれを絡めた鯛だしを丼ぶりに追加して、残した二切れと一緒に鯛だしお茶漬けでしめます。
海鮮丼で十分に美味しいのに最後に鯛だしのお茶漬けまでいただけるのです。
また、鯛茶漬けは無いのですが、テイクアウトも可能です。
住所 | 東京都中央区日本橋3-1-15 久栄ビル 1F |
電話番号 | 03-6262-0823 |
営業時間 | 11:00 ~ 21:00 (ラストオーダー20:30) |
定休日 | 年末年始を除く不定休 |
その他 | テイクアウトあり。 |
おでん
関東のおでんは昆布とかつお節から出汁をとり、みりん、酒を使って味を整え、醤油は濃口醤油を使うのが特徴です。しっかり煮込んで醤油と出汁で味を具材に煮込ませます。
最初はファーストフード的な感覚で豆腐田楽やこんにゃく田楽を煮込んで食べ始めたのがきっかけだと言われます。発症は江戸、今で言う東京が発祥だと言われています。
東京の味はなんといっても濃いめなのが特徴です。
日本橋 お多幸本店 (とうめし)
大正12年(1923年)に創業し、平成14年(2002年)に銀座から日本橋の地に移転してきた日本橋 お多幸本店。秘伝の出汁で甘辛く濃いめに具材を煮込んだ関東風おでん。そして、お多幸特製「とう飯」は醤油で味つけした茶飯の上に味が染み込んだ絹ごし豆腐のおでんを載せた豪快な人気メニュー。おでん以外の料理も豊富で、夏季限定の爽やかな『冷製おでんトマト』を前菜に、地酒を楽しむ事もできます。
カウンター越しの四角い鍋にはさまざまなおでん種が並び、見ているだけで楽しくなり、おでんにぴったりの本格焼酎50種類以上、また、日本酒、珍酒も相性抜群です。懐かしい落ち着いた店内で、お一人様でも、気の合う仲間でも楽しめます
コロナ禍の影響もあり、持ち帰り用の鍋缶や真空パックに入れてテイクアウトも準備しています。
住所 | 東京都中央区日本橋2-2-3 お多幸ビル |
電話番号 | 03-3243-8282 |
営業時間 | [月~金]11:30~14:00(ラストオーダー13:15)・17:00~23:00(ラストオーダー22:15) [土・祝]16:00~22:30(ラストオーダー21:45) |
定休日 | 日曜日 |
その他 | テイクアウト有り |
柳川鍋
柳川鍋は江戸時代から庶民に親しまれてきた下町生まれのどじょう料理です。どじょうは古くから関東地方の名産であり、土鍋に骨や内臓を取り除いたどじょうと笹がきごぼうを一緒に煮込み、玉子でとじます。どじょう特有の泥臭さをごぼうで取り除き、どじょうの旨みを玉子が引きだしています。名前の由来は日本橋で料理を考案した店の屋号から摂ったという説と、福岡の水郷柳川からの由来という説があります。「どぜう鍋」と「柳川鍋」の違いは玉子の有無で区別されています。滋養強壮の効果があるので、夏バテ対策にも食べられています。
駒形どぜう
「駒形どぜう」の創業は1801年。徳川11代将軍、家斉公の時代です。武蔵国の越後屋助七が江戸に奉公に出て来て、浅草駒形でめし屋を開き、どぜうなべやが創業したのです。当時は浅草寺にお参りする参詣ルートのメインストリート沿いにあり、また翌年は浅草寺のご開帳が行われたこともあって、店は大いにお客様で繁盛し、更に、二代目助七がくじら鍋を売り出すなど、商売はその後も順調に続き、江戸時代のグルメガイド『江戸名物酒飯手引草』には、当店の名が記されております。
お店は歴史を感じる佇まいで、お店の雰囲気も人気の一つです。
煮込んで火の通ったどぜうが鉄鍋に並んだ状態で出てきます。鍋を火鉢で炊いて、臭みもなくくせもなく柔らかく骨も感じず、美味しくいただけます。
テイクアウトは柳川鍋ではありませんが、どぜうの蒲焼き弁当などが準備しています。
テイクアウトの時は電話してから伺った方が良いようです。
住所 | 東京都台東区駒形1-7-12 |
電話番号 | 03-3842-4001 |
営業時間 | 11時〜21時(ラストオーダー20時) ※アルコールのご提供は20時まで年中無休(大晦日と元日は休業) |
定休日 | 年中無休(大晦日と元日は休業) |
その他 | テイクアウト有り (予約)1階席のご予約は承っておりません。お席をご予約のお客様にはご予約料として、お会計時に総額の10%となります。 |
深川めし
深川の漁師たちが仕事の合間に食べる賄い飯で、ざっくりと切った葱と生の江戸の深川近辺で大量にとれたバカガイ(アオヤギ)を味噌で煮込んで熱いご飯にぶっかけた「ぶっかけめし」が現在の深川めしのルーツとされています。アサリを使うようになったのは明治・大正頃になってからです。
深川宿 本店
深川めし専門で、昭和62年(1987年)開店した際は、以前、このあたりで漁師だった方に「本物」を教わったのですが、中に入っているネギは太いままのブツ切りで、しかも味も塩辛い。いかにも漁師料理という感じでした。その後、味噌のブレンドの割合や味つけなど、試行錯誤を繰り返し、現代人の口にも合う味に作り上げ、赤味噌と白味噌をブレンドし、アサリ、ネギの細切りを加え、ご飯にかけ、仕上げに刻み海苔をいれて、現在の深川飯の味が出来ました。
コロナ禍の影響もあり、テイクアウトも準備されています。
住所 | 〒135-0022東京都江東区三好1-6-7 |
電話番号 | 03-3642-7878 |
営業時間 | 平日:11:30~15:00(L.O.14:30) 17:00~21:00(L.O.20:30)土日祝:11:30~17:00(L.O.16:30) |
定休日 | 定休日月曜日定休(祝日の場合は翌火曜日) |
その他 | テイクアウト有り総席数16席 (椅子 8席、座敷 8席) |
あんみつ
あんみつは、賽の目(細かい立方体)状に切った寒天に、茹でて冷やした赤エンドウマメ、小豆餡、求肥、干し杏子などをのせ、みつ(黒蜜や白蜜)をかけて食べる。
銀座発祥と言われています。
発祥については二説あり、1930年に銀座のしるこ屋「若松」の森半次郎(2代目)が考案したとも、1938年に銀座の蜜豆店「月ヶ瀬」(現・コックドール)の創業に参画した俳人橋本夢道によって考案されたともいわれています。
その中でも「若松」では現在も「元祖あんみつ」として提供し、銀座のほかに京都、鎌倉、浅草、上野などのあんみつも有名で、また、大相撲観戦のおみやげである「相撲あんみつ」が知られている。
銀座若松
参照:銀座若松 | 東京 中央区の観光情報公式サイト Central Tokyo for Tourism
銀座若松の二代目店主は常連客から「もっと甘いものが食べたい」との要望に応えるため、みつ豆に自家製こし餡をのせて、甘い黒蜜をたっぷりとかけて、瞬く間に店の看板メニューになり、全国各地へと広がりました。砂糖が多いにも関わらず、さらっとしたのど越しのこし餡をのせた「元祖あんみつ」は、親子二代、いや三代にわたるファンが多く、季語になるほど、夏の風物詩になりました
テイクアウトはお店入り口の右側に定番の元祖あんみつから、しらたまあんみつ、よもぎあんみつ、杏ああんみつなどなど価格は1つ¥600〜620とお店で出す量とも違うようで、割とリーズナブルな感じです。
その他お団子各種、久寿餅など。久寿餅は真空パックに入った状態のものにきな粉とパウチの蜜が添えられています。
住所 | 東京都中央区銀座5-8-20 コアビル1F |
電話番号 | 03-3571-0349 |
営業時間 | 11:00~18:00(当面のあいだ) |
定休日 | 年末年始等 |
その他 | テイクアウト有り |
まとめ
東京の古くからの歴史の中で培われてきたグルメスポットをご紹介いたしました。コロナ過の中、テイクアウトが利用できるようになっています。行列に並ばずにテイクアウトできるグルメスポットもあります。この機会に是非、一度、ご賞味ください。